大学で心理学を専攻し、人と触れ合える仕事をしたいと考えていました。大きなきっかけとなったのは東日本大震災です。当時岩手県に住む兄のところに行き、ホテルで被災しました。そのとき、ホテルスタッフの気遣いと心のこもったサポートを受けました。その姿やホテルのあり方に感銘を受けたことをきっかけに、サービス業に興味を持ち、私自身も思い入れのあるリーガロイヤルホテル小倉で働きたいと思いました。
子どものころから家族の記念日などにリーガロイヤルホテル小倉のレストランを利用していたので、ワクワクする楽しい所という印象でした。幼い頃はレストランスタッフに遊んでもらうこともあり、身近な親しみを持っていた場所です。入社して感じたのは“お客様のために”という気持ちが皆の共通認識だということ。社員どうし意見の交換もフランクにでき、ブライダルではいろいろな企画を通じて、他部署との繋がりができていくのも嬉しいです。
結婚式のコーディネートで新郎様が海外の方だったとき、その国の言葉でのメニュー作成や日本を感じてもらえる演出などを考えました。また、オリジナルのご提案として、お二人の趣味やペットをデザインしたウエディングケーキが好評でした。お客様に提供するウエディングケーキはパティシエが創意工夫を重ねて作るため、クオリティも高く、私も毎回感動しています。総料理長がブライダルサロンに来てお客様と話すこともあり、ホテル全体がチームプレイでお客様に喜んでいただきたいという心にあふれていますね。
結婚式が終わったあとも会いに来てくださったり、結婚記念日やお子様を連れてきてくださったり、そんなときはこの仕事をしていて本当に良かったと思います。ホテルは節目節目でいろいろな方の思い出になる場所。多くの方から「ホテルといえばリーガロイヤルホテル小倉」と言っていただく期待に応えられるよう身を引き締めて、でも安心感のある親しみやすさで、幸せのお手伝いをしていきたいです。そして、同じウエディングコーディネーターとして働く仲間を増やしていくのも目標です。