学生時代に飲食店やホテルのフロントでアルバイトをしていました。接客が楽しいと感じるようになり、接客のプロになろうと思いホテル業を目指しました。 ホテルの顔ともいえるフロントスタッフになる事を夢見て、就職活動中は沢山のホテルに足を運びました。リーガロイヤルホテル東京に入った時に疲れからか眩暈を感じ、壁にもたれかかっていたところ、スタッフの方がいち早く察知してお声がけしてくれました。思いやりですぐに行動に移し、人を助けられるスタッフがいるホテルで一緒に働きたいと思い、入社を決めました。
入社後、レストラン・フロントの現場研修(ジョブローテーション)を3ヶ月行い、予想に反した部署(営業部)に配属されました。館内にいることは少なく、一般企業へ足を運び提案活動やご宴席の打ち合わせを行っています。打ち合わせの中で、当社では対応が難しいこともありますが、その時は曖昧な返事やお断りはせず必ずお客様に喜んでもらえるような代案を考え、お客様の人生の印象に残るようなご宴席を作り上げようと日々心がけています。
我々営業が販売しているのは空間ですから、本番当日まで宴会場がお客様の思い描いていた形と差異があると大変です。細やかな打ち合わせを行い、「あなたにお願いすれば安心」と言ってもらえるようなセールスウーマンになりたいです。 そしてゆくゆくは、ホテル営業では少ない女性管理職になりたいですね。
スモールラグジュアリーを大切にしており、東京都内のホテルとしては規模が小さい分、お客様やスタッフと密に接する事ができます。お客様がお食事にいらして、ロビーでお目にかかった際には「おお!元気?」とお声をかけていただけることもしばしば。また、少し落ち込むこともあり悩んでいると自部署の先輩方が「何かあった?」と相談にのってくれ、お客様もスタッフもとても温かみが溢れているホテルと感じています。