高校時代から大好きな料理を仕事にしたいと考えていました。高校卒業後、広島酔心調理製菓専門学校・調理師科2年コースに入学。卒業後、ホテルならさまざまな食材を扱えるうえに、たくさん調理ができ、宴会や婚礼、レストランなど多種多様な料理にチャレンジできるのではないかと思ったので、ホテルを希望しました。 リーガロイヤルホテル広島は、広島で生まれ育った私にとってずっと憧れの存在。その一員になれて今はすごく嬉しいです。
33階のフレンチ「レストラン シャンボール」の厨房で勤務しています。担当はお肉料理の付け合わせとなる野菜の調理、盛り付け。そして食材の発注・在庫管理、厨房の清掃や衛生チェックも私の大切な仕事です。
思っていた通り、珍しい食材、高級な食材、季節ごとのさまざまな食材に触れることが多く、毎日ワクワクしています。出来合いのものを使わず、ひとつひとつの食材を一から仕込むので大変ですが、やはり楽しいですね。時間が空くと食材の特徴やコストを調べたり、「こんな風にすると美味しいかもね」と上司とディスカッションしたりすることも勉強になります。
私たちはずっと厨房にいるのでお客様と直接関わる機会は少ないのですが、それでもサービススタッフからお客様からのお褒めの言葉をいただけた時や、完食してくださったお皿を見ると嬉しいですね。
そしてなかなか手に入らない食材を調理できることに、やりがいを感じます。
上司であるシェフは、私たち部下に対して丁寧に指導をしてくれますし、さまざまなチャンスを与えてくれます。
そして「どうしたら効率良くできるか、次は何をすればいいのか、常に考えながら仕事をするように」と的確なアドバイスをもらいました。尊敬できる上司の下で働けることも喜びです。
年末年始の繁忙期を乗り越えたことです。初めてレストラン営業を、メインポジションで仕事をさせていただきました。いつもより大変多くのお客様にご来店いただき、その上で料理のクオリティを落とさず、いかに効率良く一人ひとりのお客様にタイミングよく提供できるか、常に考えながら仕事をしました。年末年始はずっと忙しかったのですが、とても良い経験になりました。
専門学校時代は日本料理が得意でした。でも今は、上司であるシェフの作るフレンチに魅了され、毎日勉強になっています。これから野菜だけでなく、肉
を美味しく焼き上げることのできる技術を身につけることが目標です。