2018年3月リーガロイヤルホテル広島の総支配人に就任
2021年6月よりリーガロイヤルホテル広島の代表取締役社長に就任、現職に至る
リーガロイヤルホテル広島は、各交通機関が集中する広島市内中心部に位置するランドマークホテルです。高層階からは、南側には世界遺産「原爆ドーム」と「厳島神社」を有する宮島を、そして北側には広島城や美しい山並みを見渡すことができる屈指の眺望を誇ります。当ホテルの前身である「新広島ホテル」の誕生は、戦後国際平和都市として復興を願う1955年に遡ります。
市民の福祉と融和を図るため、地元財界有志『二葉会』の強い想いと寄付により、広島平和記念公園に建てられた広島市公会堂の中に「新広島ホテル」は開業いたしました。開業当初から広島の迎賓館としての役割を担い、新広島ホテルの営業は継続のまま、1962年には中区上八丁堀に、「広島グランドホテル」を開業。そして、第12回アジア競技大会広島大会が開催された1994年、中国四国地方最大級のホテル「リーガロイヤルホテル広島」として、現在の中区基町にオープンしました。
場所は変われども、おもてなしの心をしっかりと受け継ぎながら、国内外からの数多くのゲストをお迎えし、「昭和」「平成」「令和」の時代を広島の発展とともに歩んでまいりました。近年、当ホテルが位置する中区紙屋町・八丁堀地区では、大型事業や再開発の動きが活発化しています。近隣の旧市民球場跡地はイベント広場に生まれ変わり(2023年オープン予定)、中央公園広場の西側には新サッカースタジアムが建設(2024年完成予定)されるなど、今後にぎわい創出や都市機能が拡大し、一帯はこれから大きく様変わりしていくことでしょう。
広島市街地が大きく変貌を遂げる一方で、私たちの使命は揺るぎません。時代のニーズに応えながら、「広島が誇るホテル」として広島の発展に貢献し続けてまいります。今後も、長い歴史の中で培ってきたおもてなしの精神に加え、IT技術や先進的なマーケティング手法を積極的に取り入れるなど従来の発想を超えた新たな創造力によって、より多くのお客様にご満足いただきたいと考えています。「私たちと一緒にぜひ新しいことに挑戦したい」という意欲ある若い皆さんとの出会いを心より楽しみにしています。